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胸郭出口症候群

肩こりの原因のひとつに胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)があります。胸郭出口症候群とは、心臓から続く動脈が、腕や手指に行くために通る胸郭からの出口となる鎖骨(さこつ)周辺で、血管や神経が何らかの理由で圧迫されることで起こる病気です。



動脈の胸郭からの出口となる鎖骨(さこつ)周辺は、腕や手指に行く鎖骨下動脈や逆に腕や手指から来る鎖骨下静脈という血管や、脳とつながる腕神経叢(わんしんけいそう)という腕や手指に行く末梢神経の束が通っています。



これらが圧迫される部位により、前斜角筋(ぜんしゃかくきん)と中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)という首の筋肉の間で圧迫されると斜角筋症候群、鎖骨と第1肋骨の間で圧迫されると肋鎖(ろくさ)症候群、小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群、頸椎(けいつい)にある余分な肋骨で圧迫されると頸肋(けいろく)症候群と呼ばれます。



女性に多く見られるのが、筋力不足により鎖骨を肩の上方に保持することができないことで肋骨と鎖骨の間などに充分な間隔がないために血管や神経を圧迫してしまい肩こりなどの症状を引き起こしていることです。



この場合には、あるべき場所に鎖骨を保持するように矯正し、同時にそれを維持できるように筋力をつけることで肩こりなどのつらい症状を根治することが出来ます。



整形外科を受診すると「姿勢矯正」のための例えば、「姿勢矯正バンド」であれば、保険が適用され、3割負担の、3000円〜4000円で入手できます。これは、治療器具ですから市販はされていません。



そして、姿勢矯正をしながら、適切な筋肉トレーニングを行えば、3ヶ月ほどで根治するようです。ただし、筋肉トレーニングを行わずに姿勢矯正器具だけに頼る場合には、筋肉に更なる弱体化が起こり、逆効果となる可能性もあるようです。



また、ごく一部の方は、外科的手術を勧められることもあるようです。しかし、胸郭出口症候群での肩こりは根治する可能性が大きいですから、肩こりに悩む方は、一度、信頼できる整形外科を受診することをおすすめします。

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